で、土日限定メニューのビーフカレー。 ¥840

これもやはり、ミネストローネとサラダがセット。辛さの抑え目なルーには、仄かにキーマカレーのような風味が漂った気がする。野菜の形跡がまったくなくなるまで煮込まれているためだろうか。一辺2cmはあろうかというサイコロ肉が六個も含まれたボリュームは素晴らしい(いちいち数えている辺り俺も貧乏性である)。付け合せはピクルスとラッキョウ。この取り揃えは意外と珍しいのではないだろうか。外食へ行くと、カレーの付け合せと言えばどこそこも福神漬けばかりに思う。珍しい物好きとしては嬉しいサービスである。
もう初夏にもなるだろう季節なのに茨城はやたらと冷える日が多く、身体の温まるカレーの出番は多いのでは。ここTEXASはそもそもステーキ屋なのだが、値段的な意味では店で最も手頃な部類のメニューなため、土日に立ち寄った際は気まぐれに試してみるのも一興かもしれない。

賑わう店内。なかなか繁盛している様子で安心する。こちらの居心地も良くなるというものだ。